2005年11月26日

野ブタを。プロデュースPRODUCE4「恋の告白作戦」

朝、自転車で登校してきた桐谷修二(亀梨和也)のもとへ駆け寄る上原まり子(戸田恵梨香)。二人で歩いて行く。

『見てる、見てる、どいつもこいつも。それはそうか。俺達は誰が見ても理想のカップルだもんな。でも、彼女とちゃんと付き合う気は無い。短い高校生活をそんなことだけで、使い切ってしまうのはあまりにもバカすぎるから。』

114の日までの後三日とういう看板を見て、
「もうすぐ、十一月四日だね。」まり子が言う。
「うん?あー、114?」

山田が聞く。
「114って、何やるの?」
「ジェイムス、知らねえんだ。114はさ、うちの学校のイベントで、好きな人に愛の告白が出来ちゃう。」修二が答える。
「で、告白する時に縁起が良いのが十一月四日。」
「ただし、告白できんのは年に一人。」

『何がいいよだ。くだらねえ。』盛りがっている中で一人さめている修二。

屋上にて、彰(山下智久)が、修二と信子(堀北真希)に手帳を渡している。
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「何、これ?」修二が聞く。
「野ブタプロデュース大作戦手帳だっちゃ。」手帳には野ブタの絵が描いて有る。
「つーか、何で俺がさ、お前らと一緒のやつ持たなきゃいけないの。」
手帳にはすでに十一月四日の欄に、「114愛の大作戦と書いて有る。
「何これ?」修二が気づく。
「114愛の大作戦?」信子が言う。
「114の日に、修二がみんなの前で、野ブタに告白すれば、野ブタは一気に人気者なのー。何でこんな簡単なことに気づかなかったんだろう。お馬鹿シャン。」
「ふざけんなよ。何で俺がそんなことしなきゃいけねえの?」
「つーか、何でそんな怒るかな?カルシウム、足りてますか?」
「わかってねえな。あのな、自分の力で人気者になんないと意味がねえんだよな。」
「とか言って、実は自分の人気が下がるの、恐れてんじゃないの?ほんとはせこい男?」
「そんなんじゃねえよ。」

『そうだよ。俺は自分の人気下げてまで、野ブタを人気者にする気は一切ない。恋人が野ブタ?そんなことになってみろ、今まで築き上げてきた、俺のイメージが・・・・』

「いや、だからあの、そういうやり方はさあ、野ブタのために何ねえと思うし。」
「野ブタのためねーーーー。」
「そうだよ、野ブタのためだよ。」

『俺は、偽善者です。』

お昼、いつもの実習室にいる修二とまり子。
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「俺が?」驚く修二。
「嫌なの?」
「そういうわけじゃないんだけど。でもさあ、みんなの前で、愛の告白って・・・」
「えー、でも、みんなに祝福してもらえるんだよ。」
「でも、あの日に出来たカップルって、なんか不幸になるって噂らしいよ。」
「でも、そんな話聞いたことないけど。」
「三年生のカップル、いるじゃん。みんなの手前、別れられないらしくて、会話のない熟年夫婦だったよ。」
「じゃあ、私が告白する。」
「誰に?」
「修二に決まってんでしょ。水、かけられるかもしれないけど。」
「俺・・が、お前に?ないないないないない・・・。」
「だって、そういうきっかけないと、修二の気持ちよくわかんないんだもん。誕生日だって、全然教えてくれないし。」
「誕生日は、知ったらさあ、気使うかなっと思って。」
「・・・・」
「愛は、秘密を持つことだって。俺の秘密は・・・・、お前だよ。」
笑うまり子。

修二がまり子と別れて、歩いていると彰と信子を見つけて、思わず身を隠す。
「野ブタの前世は岩。」
「岩?」
「ランクはDです。」
修二を見つけて、彰は、
「修二君。」
修二は慌てて、二人を連れて、屋上へ。
「修二君、誕生日教えて。」
「おれ、誕生日、人に教えない主義なの。」
「何で?」
「だって、祝って欲しくないものを祝われんのもいやだし。あと、ケーキとか無理やり食べさせられたりするのも嫌だし。」
「そんなのが嫌いな人がいるの?」信子が聞く。
「だってさあ、欲しくもないプレゼントもらって、うわー、これ、すごく欲しかったんです。ありがとうございます。前から、欲しかったんです。とか言うの、面倒くさいし。疲れるし、だるいし。」
「何もあげないから、教えて。」彰が修二の元によってくる。
「やだ。」
「教えてくんないと、毎日、プレゼント届けるのよー。」
「だから、十一月一日。」
「今日だ。」信子が言う。
「ほんとだ、今日だ。」
「マジで、お前ら、祝おうとか絶対に言うんじゃないぞ。」
「あっ!出ました。修二君の前世。力持ち。岩と力持ち。やっぱり、スーパーベストカップル。

信子は授業中に彰からもらった手帳に修二の誕生日の書き込みをする。
休憩時間、まり子とすれ違った時に、それを落としてしまい、まり子拾われてしまう。しかも、運悪く、開いたページは誕生日と書き込んだページだった。まり子はそれを見た。

屋上で、校庭を見つめる信子。
一方、まり子と修二は、
「誕生日は誰にも教えないって言ってなかったけ。」
「うん、言ったよ。」
「小谷さんの手帳に、修二の誕生日が書いてあったの。」いらつくまり子。
「あーーあーーあーーあーーあーー、あれか、それ見たの?」
「見たって、偶然だよ。あのー、落ちたのをたまたまちらって見えただけ。」
「そういうことか。あ、これでしょ。」持っていた手帳を見せる修二。
「あ、これだ。」
「さっき、偶然、落としちゃったみたいで。小谷が拾ってさあ、俺んとこ届けてくれたの。」
「あっ、なんだこれ、修二の手帳だったんだ。」
「そうだよ。」
「ごめん。でも、修二ってさあ、自分の誕生日を手帳に書いたりするんだね。」
手帳を取り返し、「いや、弟が書いたんだよ。弟がさあ。」
「あー、そう言えば修二の字じゃなかったもんね。」
苦笑いをしながら、「一瞬でそこまで、チェックしたの?」女は恐ろしいのよ。(笑
そこへ、「シュラバダ、シュラバダ、・・・・」と歌いながら、階段を下りてくるキャサリン(夏木マリ)。修二の顔を見て、「シュラバダ・・・・・、ははは、失礼。」やはりキャサリンは烏天狗か・・・

修羅場?を乗り切った修二は屋上へ。そこにはセバスチャン(木村祐一)もいた。黄昏ている・・・

そこへ生徒達が通りかかる。
「見合い相手にさ、お母さんと私とどっちが大事なんですか、って聞かれたらしんだなあ。」
「それでセバスチャン、なんて答えたの?」
「お母ちゃんです。」
「マザコンじゃん。」
「バカだよな。」と言いながら、セバスチャンの後ろを通りすぎて行く。

「すいません。」謝る修二。
「なんで、お前が謝るんだ。」
「そうですね。」
「そんなに悪いことか?うちの母親はな、昔悪さばっかししてた俺を絶対に見捨てんかった。そんな母親が好きや言うのが、そんなに悪いことか。」
「いえ。」
「女に嘘言われへんのが、笑われるほどバカなことか。」
「いえ。」
「俺は絶対にそうは思わん。」
「はい。」
「俺は絶対にそうは思わんからな。」

その頃、信子と彰は体育倉庫にいた。
ラインマーカーを出そうとする信子。
「それ、何に使うの?」
「やっぱり、誕生日だから、何かあげようと思って。」
「本人が嫌がるつうの。無理やりやるのも、いかがなものでしょうか。」
「だから、後に残らないもの。」
二人に飛び込んできた男の声。
「お前、何つった?」
バンドーが男と言い合っている。
「お前、俺のことなめてんのかよ。」
「そっちの方が先じゃん。」
「うっせんだよ。」そう言って男はバンドーの頭を叩く。
「何で?いっつもこれじゃん。人のこと、殴ってばっかじゃん。口で言えないの。頭悪いんじゃないの?」
「なんだと。」今度は平手打ちされるバンドー。男はさらに殴りかかろうとするが、彰が笛を鳴らす。
「だめだよ、そこ、そういうことしちゃ。一点減点だよ。住所と名前、はい。」男とバンドーの間に割り込む彰。
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「なんだよ、おまえ。」
「草野、お前引っ込んでな。」バンドーが言う。
「あんね、どんな女の子のこ・こ・ろ・もガラスで出来てんのね。だから、女の子は絶対殴ったらあかんのよー。あっ。」と相手の注意を引いて、殴りつける彰。意外な一面、みっけ。(笑
「違うだってば。私の彼なんだってば。」バンドーが男をかばう。
それでも、男は彰に殴りにかかるが、それをかわす。
「じゃあ、世界で一番大事にしなきゃいけない人をなんで、殴るんすか。」そう言いながら、彰のパンチは男に当たっている。
「なんだよ、この気持ち悪いやつ。」そう言って逃げ去る男。
「何見てんだよ。」バンドーが信子に言う。さらに、
「草野もよけいなことすんじゃねえよ。」バンドーは男を追いかけて行った。

一方修二はクラスのみんなと別れ、帰ろうとした所へまり子がやってきた。
「よかった、間に合って。あのね、ちょっと見せたいものが有るんだ。」
「うん。」

再び、彰と信子。ラインマーカーで線を描いている。

再び修二とまり子。いつもの実習室。
手作り紙ローソクを消す、修二。考えましたね、紙ローソク。いいアイデア。
「ごめんね、有り合わせで作ったから、ちょっと変だけど。」まり子って料理うまいね。
「いや、全然うまそう。」
「じゃあ、食べよっか。」お皿を取るまり子に、
「ちょっと待って。これさあ、もったいないからこのまま持って帰ってもいい?」
「いいよ。」
「いい。超うれしい、まじで。世界一の幸せもんだわ。」まり子の満足げな笑顔。

放課後の屋上・・・・
結局、ケーキは彰と信子の前にあった。
「このケーキ、どうしたの?」信子が聞く。
「まり子にもらった。」
「修二は食べないの?」
「俺、ケーキ嫌いなんだよね。ホイップとかない。」美味しいのに。
修二の元にケーキを持って行く信子。
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「これは、食べなきゃ。」
「はっ?」
「心がこもってるし。」
「まり子にびしっと喜んでいる所、見せてるし。」それでも差し出す信子。
「でも、食べなきゃ。」
「お前、そういう所が頭固いつうの。・・・・いいの、こういう嘘は。向こうも喜んでるしさ、こっちも無理してねえし。丸く収まってるじゃん。」
「でも、心が・・・・」
「心、心って、気持ち悪いんだけど。つーかさあ、お前、いい加減、嘘ぐらいつけるようになれよ。だから、あれじゃねえの。いじめられんじゃねえの。ねえ?なんだよ、心って。きもいっしょ。」
信子は諦めて、修二の元を離れて行く。
「あーあ、野ブタがさ、お前が誕生日だって言うから、どうしても何かやりたいって、言い張って・・・・」
「だから、そういうこと止めろっつったよな。なあ。」
「ささやかですが、俺と野ブタからのこ・こ・ろ・・・」彰は指でハートマークを作り、「・・・です。」
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彰は去って行った。修二は重い腰を上げ、テニスコートを覗く。そこにはラインマーカーで書かれたバースディケーキがあった。しばらく見ていた後で、
「お前ら!!」と振り返ったが二人はいなかった。有るのはまり子が作ったケーキ。再び、テニスコートの絵を見る修二。何かを感じたんだろうか・・・・。


夜道、逃げている平山(高橋克実)がいる。追う不審な男。男は「ほんとのことを教えてくれ。」と何度も叫びながら、平山を追う。
ようやく店に戻った平山は、
「出たー!!。」慌てて駆け込む平山。
「どうしたの、おっちゃん。」
「ほんとおじさんが出たんだよ。」
「なにそれ、ほんとおじさんて?」
「なんで、知らないの?『ほんとのことを教えてくれよー。』って、追いかけてくるんだよ。教えないとね、ずーと、ついてくるんだよ。ほんとおじさんに嘘つくと、恐ろしいことが起こるらしいよ。」
「どんなこと?」真剣なまなざしの彰。
「あんなこととか・・・・、こんなこととか・・・・。」
一瞬の沈黙が走る。
怖くなった平山が「こわー。」とタオルを振り回す。彰もつられて、「こわー」。

同じく夜、不審な女子高生・・・
足で何かをしている。さらに、ラインマーカーまで持ち出して、線を引いている。不敵な笑みを浮かべる彼女。

翌朝、昨日の夜の出来事が明るみになる。
彰と信子が書いたケーキの絵にみんながたむろしている。
修二は吉田らに連れて来られる。
修二が見たものは荒らされたケーキの絵と書き足された文字。シュウジとノブコの相合い傘。

これを見たバンドーたちは何かを企む。

そしてそれはすぐにわかることに。

慌ててクラスに駆け込む生徒。
「114の日、誰がやるか決まったぞ。」
「誰?」みんなが聞く。
「うちのクラスのやつ。しかも、女子!!」驚く修二たち。
「静まれ、とりあえず、谷の話聞こうぜ。」修二が言う。
「今年は、小谷がやるって。」クラス中が騒然となる。
「誰に告白するの?」と迫る女子たち。
「そうだよ、お前、誰に告白すんだよ。」修二が言う。
「それが、修二だって。」
「俺?」驚く修二。そして、信子。クラス中は盛り上がる。仕掛けたのはやはりバンドーたちだった。

学校はもうこの話題で持ち切り。号外まで出る有り様。まり子もこのことを知る。
「修二、上原まり子から小谷ちゃんに乗りかえちゃうの?」
「はあ?そんなわけねえじゃん。」
「でも、ちょっと、迷ってたりする?」
「迷うわけないがない。」
修二の元に昨年、114の日で水をかぶる生徒がきて、
「みんなの前で、水をかぶるのは本当に辛いことよ。」
さらには、
「もてる男は、辛い!!」
「修二、大変じゃん。」
「でも、同情は禁物だからね。だって、ずーっと一緒に付き合わなくなるんだよ。」
などと言われる。
信子はバンドーたちに、「幸せの絶頂です。」などとからかわれる。

三人は屋上へ・・・・
「野ブタ、わりんだけどさ、俺、多分、水、かけちゃうと思うわ。」
「うん。いいよ、気にしないから。」
「ごめんな。」
「私の方こそ、迷惑かけちゃって、ごめん。」
去って行こうとする修二を引き止める彰。
「ちょっと、待て。野ブタを人気者にしようっていうプロデューサーがそんな事言っていいんですか?」
「・・・・」
「いいんですか?」
去って行く修二。
彰を腕をとる信子。
「どうした?」
「力って、どうやったら出るのかな?」
「・・・・・野ブタパワー注入。これであなたも元気百倍。」彰らしい。
「うん。」納得する信子。

修二を追いかけ、捕まえる彰。
「野ブタはバンドーたちにはめられたんだぜ。」
「そんな事わかってるよ。」
「お前に水かけられたら、相当へこむと思うけど。」去ろうとする修二を引き止めて、
「バンドーたちに水かけられるのとはわけ、違うんだからさ。水かけた後で、ごめん、ごめん、本当はかけたくなかったんだ。じゃ、すまないのよ。いったんつぶれたこ・こ・ろはそう簡単に復活しないんだから。おわかり?」
「・・・・」去ろうとする修二の元にまり子が近づく。
「小谷さんのこと聞いて・・・」
「あー、実は俺も、困ってんだよね。」
「修二、優しいから。ちょっと不安。」
「うん?なんで。小谷だよ。選ぶわけないから。大丈夫。」
「・・・・」
二人を見つめる彰。行こうとする修二に、まり子は「いいの?」
「別に友達でもなんでもないし。」行ってしまう修二とまり子。
「あ、そう!!」彰が言う。

信子はバンドーたちを見つけ、「野ブタパワー注入。」と言い、彼女たちの所へ行く。
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「何?」バンドーが言う。
「あの、話があるんだけど。」座っていたバンドーたちが立ち上がる。
「バンドーさんだけ。」
「いいよ。」
バンドーと二人になった信子。
「告白の話、取り消してください。」
「私に言っても、無理なの。あれは一度出すと、キャンセル出来ないって決まりなの。」
「他の人に、迷惑かけるの嫌だし。」
「他の人って、修二?バッカじゃないの。修二はあんたに平気で水かけるよ。決まってんじゃん。」
「人に水かけて、平気な人はいませんから。」
「私は全然平気だよ。特にあんたなんかの場合。」
「私はクラスで浮いてるけど、そういうバンドーさんはもっと浮いてますから。」
「そんな事、あんたにいちいち言われなくたって、こっちは幼稚園の時から自覚してます!!」
「変わろうと思わないの?」
「今さら、いい子やれっての?出来るわけないじゃん。」
「人は変わることが出来る!!」
「はあ?別に私、変わりたくないし。」
「私はバンドーさんに殴られて、バンドーさんは彼氏に殴られて、なんでバカみたいに同じことを繰り返すんですか?なんで、もっと違う自分になろうと思わないんですか?」去って行こうとするバンドーにさらに、「人は変われます!!」バンドーは去って行った。
精根尽き果てたと言う感じで、崩れ落ちる信子。信子の精一杯の頑張りだった。

一人考え込む修二、そこへ「キャサリン、キャサリン、時が隔て・・・」歌いながら、キャサリンが寄ってくる。
「どうする、桐谷?」
「どうするって?」
「頭だけだったらね、何だってすーっと解決するんだけど、こ・こ・ろ・はね・・・・」再び歌いながら、「あなたは昔のままじゃない。ばーん」去って行く。何でもお見通しの烏天狗。

夜、修二の家、夕食を食べようと言う時に、チャイムの音が。玄関へ行く浩二。
「兄ちゃんの友達だって。」
「おじゃまんぼ。」現れたのは大きなバックを担ぎ、両手にはブロックを持った彰だった。
「なんだよお前。」びっくりする修二。
「友達?」修二の父・悟(宇梶剛士)が言う。
「です。今、ちょっと微妙なんすけどね。」修二の頭を見て、「ゴム、可愛いね。」慌ててはずす修二。「うわー、ここんち、割りばし、洗って使ってらあ。エコだね、エコ。」笑う彰。
慌てて隠す修二、ってもう遅いから。
「何しに来たんだよ?」
「脅しに来たぬー。」
「はあ?」
彰は持ってきたバックの中から、瓦をブロックの上に積み上げて行く。
「俺ね、いろいろ考えたんだけど、野ブタが水かけられんの、黙って見てられないのね。だから、明日お前がもし水かけるようなことあったら、ただじゃあおかないのー。パーン。」
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「ただじゃあ、おかないって?」
彰は積み上げた瓦、十枚を三人の目の前で割って見せた。驚く三人。いや、テレビの前の人も驚いてるよ。キャラと違うじゃん。(笑
「あなた、明日こうなるね。」修二に向かって言う彰。
後片づけをちゃんとして、帰って行く彰。いい心がけです。


夜、自分の部屋にいる修二、考え事をしているが決まらないみたい。
「いくら考えたって、結論なんて出ねえよ。」悩みまくる修二。そして、
「よし、あみだくじで決めよう。」
そう言って、手帳をとり出し、四本の線を引く。花と水を交互に書く。そして・・・

ついに114の日の行事が始まった・・・
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「小谷」コールを受けて、登場する信子。所定の位置に立つ。
「小谷さん、あなたが告白したいのは桐谷修二君でよろしいですね?」
「・・・・」うなずく信子。
続いて、「修二」コールの中、登場する修二。修二も所定の位置に立つ。
「小谷さん、愛の告白をどうぞお願いします。」
「・・・・」
「何でもいいので、一言、お願いします。」修二も手で告白しろと合図を出す。
「人って、変われるよね?」
戸惑う修二。
進行を進める司会者。
「さあ、桐谷君、判定をお願いします!!」
ロープを持つ修二。まり子の思い、彰の思いが交錯する。
修二がロープを引こうとする所へ、信子が話し始める。
「あの、変えてもいいですか?」
「えっ、変えるって?」
「相手を変えてもいいですか?」
騒然とする会場。
「桐谷君じゃあ、嫌ってことですか?」
「・・・・」うなずく信子。
「修二君、チェンジ!!」
「チェンジ?」驚く修二。そして、客席に行く。
「ってことは、小谷さん、告白の相手は誰になさるんですか?」
「私がほんとに好きなのは・・・・、」指を差す信子。「坂東梢さんです。」再び、騒然とする会場。
「でも、女ですよ。」
「坂東梢さん、お願いします。」
「こういう場合はどうしたらいいんでしょうか?今どき何でもありじゃないですか。」
司会者に促されて、壇上へ上がり、所定の位置につくバンドー。
「じゃあ、坂東さんルールはさっき説明した通りです。判定をお願いします。」
二つのロープを握るバンドー。会場は水を打った静けさ。そしてバンドーはロープを引く。
「何で?」修二が言う。さらに彰は「すっげーミラクル。」
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信子に降りかかったのは花びらだった。
会場は溢れんばかりの拍手。バンドーの仲間たちだけが「何で?」
出て行くバンドーに、仲間が「何で花なの?」
「間違えたんだよ。最悪。」本当に間違えたのかな?ガッツポーズする信子。

放課後、屋上にて、いつものように三人がいる。
「修二君、ほんとはどっちを引っ張るつもりだったの?」
「そんなん、どっちだっていいじゃん。」
「つーか、最初からこうなるって予想してたんか?」
「しかし、野ブタがあんなこと言うとはな・・・・」
「なんで、バンドーは花降らしたんだろうね。」
「うん。」
「みんなが期待しているのと、違うこと、やってみたかったんじゃないのかな。」
「まじっすか?」
「自分も変われるんだって、思いたかったんじゃないのかな。」
「皆さん、エブリバディ、例の手帳を出してください。」彰が言う。
しぶしぶ出す修二。
「野ブタプロジェクトチームで秋の紅葉狩りに行って見たいと思います。」
「行かねえ。」素早い修二の返答。
三人の間に、ほんとおじさんに追われる校長が通りすぎて行く。
三人が落とした手帳をそれぞれ拾う。
彰は間違って信子の手帳を拾う。手帳には野ブタのぱらぱら漫画が書いてあった。それを見て喜ぶ彰は「野ブタ天才。と言う。とそこへ「ほんとのことを教えてくれ。」とほんとおじさんに言われる。逃げる彰だが、逃げ場がなくなる。
「ほんとのことを教えてくれ。」
「ほんとのこと?わかった、俺、野ブタのこと好き。」
「それ、恋?」
「うん、恋。」
「フォーリンラブ?」
「イエス。フォーリンラブ。」
うなずくほんとおじさん。そして次の相手を探しに駈けて行った。ホッとする彰。
「えー、恋?俺、野ブタに恋?ほんとに?」困惑する彰。ほんとかもね。(笑

一方、信子は修二の手帳を拾っていた。
開いて見ると、そこにはあみだくじが書いてあった。結果は水。しかし、次のページをめくると、また、あみだくじ。しかも、結果は同じく水。これで三回連続水。さらにページをめっくて行くと、六回目にして、花を引いていた。そして、あみだくじもそこで終了していた。

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『俺は野ブタの上に花を降らせるつもりだった。人気者の修二を投げ捨ててでも、降らせるつもりだった。それはたぶん、あの二人が好きだったから。あの二人といる自分好きだったからだ。

そんな事、自分でも信じられないけど、そうなんだから、しょうがないじゃんか。』


面白いですね。野ブタをプロデュースしている筈の修二や彰までが変わり始めています。そして、バンドーも多分・・・。
野ブタは実はプロデュースされながらも、まわりの人間を変える力を持っているのかもしれません。野ブタは少しずつ強くなっていますし。
これから修二と彰との恋の三角関係なんて、ありえますかね?

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修二と彰, zopp, Shusui, Fredrik Hult, Jonas Engstrand, Ola Larsson, 山下智久, 十川知司, 亀梨和也, 馬飼野康二
青春アミーゴ (初回限定生産盤)

修二と彰, zopp, Shusui, Fredrik Hult, Jonas Engstrand, Ola Larsson, 山下智久, 十川知司, 亀梨和也, 馬飼野康二
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posted by 直美 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 野ブタを。プロデュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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